「エアコンクリーニングって、どのくらいの頻度でやればいいの?」「時期はいつがベスト?」——夏や冬の本番前になると、ふと気になるテーマですよね。毎年やるべきなのか、数年に一度でいいのか、判断に迷う方はとても多いです。
結論から言うと、目安はあるものの「正解はご家庭ごとに少しずつ違う」というのが実際のところ。使い方や設置場所、住んでいる方の人数やペットの有無によって、ちょうどいいタイミングは変わってきます。この記事では、頻度と時期の考え方、内部洗浄の必要性、そして料金が変わる理由までまとめてご紹介します。なお、エアコンクリーニングの料金はこちらのページで最新の内容をご確認いただけます。
エアコンクリーニングの頻度は「年1回」がひとつの目安
一般的な目安としてよく言われるのが「1〜2年に1回」、よく使うご家庭なら「年1回」です。エアコンは冷房運転の際、内部で結露が発生します。この湿気とホコリが組み合わさることで、内部にカビや汚れが育ちやすい環境ができてしまうんですね。
フィルターはご自身で掃除できても、その奥にある熱交換器(アルミフィン)や送風ファンまでは手が届きません。ここに汚れがたまっていくと、風とともに部屋へ運ばれてしまうことになります。1シーズン使えば汚れは確実に蓄積していきますから、「気になってから」ではなく「定期的に」という発想に切り替えるのがおすすめです。
使い方によって、ちょうどいい頻度は変わります
年1回はあくまで平均的な目安。次のようなご家庭では、間隔を短めに考えていただくとよいかもしれません。
- ほぼ一年中エアコンを使っている(冷房・暖房どちらもフル稼働)
- キッチンの近くに設置されている——油分を含んだ空気を吸い込むため、汚れがベタつきやすくなります
- ペットと暮らしている——毛やホコリを吸い込む量が増えます
- 喫煙される方がいる——ヤニ汚れは付着すると落としにくくなります
- 小さなお子さまやご高齢の方がいる——お部屋の空気環境に配慮したいご家庭
- お掃除機能付きエアコン——フィルターは自動でも、内部まで自動で洗われるわけではありません
逆に、来客用の部屋など「ほとんど使っていない」エアコンであれば、2〜3年に1回程度でも様子を見ながら判断できるでしょう。ご自宅の使い方を思い浮かべながら、当てはまる項目が多いほど「短めのサイクル」と考えていただくのが分かりやすいと思います。
クリーニングの時期は「春」と「秋」が狙い目
頻度と同じくらい大切なのが「いつ頼むか」。おすすめは、繁忙期を外した春(4〜5月)と秋(9〜10月)です。
春のメリットは、冷房を本格的に使い始める前にきれいにしておけること。冬の間にたまったホコリをリセットしてから夏を迎えられます。秋は、夏の間にたまった汚れや湿気を持ち越さずに済むタイミング。冷房シーズンが終わった直後は内部に湿気が残りやすいので、ここでスッキリさせておくと安心感があります。
一方、6〜8月と12〜1月は、多くのご家庭がエアコンを使い始めて不調に気づく時期。どうしても予約が集中し、希望日が取りにくくなります。「暑くなってから電話したら、2週間待ちだった」というのはよくあるお話です。エアコンなしで真夏を過ごすのはつらいですから、ぜひ余裕のある時期に。
そろそろかも?チェックしたいサイン
カレンダーの目安とは別に、エアコン自身が出しているサインもあります。次のようなことが気になったら、時期に関わらず検討のタイミングかもしれません。
- 運転を始めたときに、ツンとしたにおいや酸っぱいようなにおいがする
- 風の勢いが以前より弱く感じる
- 吹き出し口をのぞくと、黒い点々が見える
- 運転中にホコリのようなものが飛んでくる
- 設定温度は同じなのに、なかなか効いてこない
特に「におい」は分かりやすいサインです。内部に付着した汚れが、風に乗ってお部屋に広がっているケースが考えられます。
市販スプレーでは届かない、「内部洗浄」という考え方
ホームセンターやドラッグストアには、エアコン用の洗浄スプレーがたくさん並んでいます。手軽で魅力的なのですが、実はここに落とし穴があります。
スプレーが届くのは、基本的に手前のアルミフィンの表面まで。奥にある送風ファン(シロッコファン)にはほとんど届きません。そして厄介なことに、においや黒い汚れの発生源はこの送風ファンであることが少なくないのです。さらに、洗い流しきれなかった洗剤成分や溶けた汚れが内部に残ってしまうと、かえって新たな汚れの温床になったり、ドレン(排水)経路をふさいで水漏れの原因になったりすることもあります。
プロの内部洗浄では、エアコンを分解して養生を行い、専用の機材で高圧洗浄をかけて、汚れも洗剤もしっかり洗い流します。ダスキンでは、外したパーツを一点ずつ洗浄し、すすぎまで丁寧に行ったうえで組み立て・動作確認まで実施。「奥の汚れを、残さず外に出す」という点が、市販スプレーとの決定的な違いです。
クリーニングの間隔を伸ばす、ふだんのお手入れ
プロに任せる部分がある一方で、ご自身でできることもたくさんあります。日々のお手入れ次第で、汚れのたまり方はずいぶん変わります。
フィルター掃除は2週間に1回を目安に。取り外して、まず掃除機でホコリを吸い取ります。汚れがひどいときは、外側からぬるま湯でやさしく洗い流し、しっかり乾かしてから戻してください。濡れたまま戻すのはNGです。
冷房を使った日は、送風運転を1〜2時間。これがなかなか効果的です。運転を止めた直後のエアコン内部は湿った状態。送風で乾かしてあげることで、カビが好む環境をつくりにくくできます。最近の機種には内部クリーン機能が付いているものも多いので、ぜひ活用してみてください。
吹き出し口や本体の表面は、乾いた布でやさしく。ルーバー(風向き板)の表面のホコリは、手が届く範囲で拭き取れます。ただし、無理に奥まで手を入れたり、分解したりするのは避けてください。故障やケガにつながる可能性があります。
お部屋の換気をこまめに。エアコンは室内の空気を吸って循環させる機械。お部屋の空気がきれいなら、吸い込むホコリも減ります。
料金が変わるのは、どんなとき?
「エアコンクリーニングっていくらくらい?」というご質問はとても多いのですが、実は一律ではありません。同じ「エアコン1台」でも、次のような要因で内容と金額に幅が出てきます。
- エアコンの種類——一般的な壁掛けタイプか、お掃除機能付きタイプか。お掃除機能付きは内部構造が複雑で、分解・組立の手間が大きく変わります
- 設置場所と形状——天井埋込タイプや、高所・特殊な場所に設置されているもの
- 汚れの状態——長年クリーニングしていない場合、作業内容が変わることがあります
- 台数——複数台まとめてご依頼いただく場合
- オプション——室外機の洗浄や防カビ加工などを追加するかどうか
つまり「ご自宅のエアコンがどのタイプか」で、まず大きく変わってくるということですね。ご自宅のエアコンに当てはまる最新の料金は、エアコンクリーニングの料金ページにタイプ別で掲載しておりますので、そちらをご覧ください。
見積もりを比べるときに見ておきたいポイント
複数の業者を比較検討される方も多いと思います。そのとき、金額の数字だけを横並びにすると、あとで「思っていたのと違った」となりがちです。次の点をあわせて確認しておくと、納得のいく比較ができます。
どこまで分解するのか。「高圧洗浄」と書かれていても、カバーを外すだけなのか、送風ファンまで分解するのかで内容はまったく違います。
追加料金の条件が明示されているか。お掃除機能付きの場合、室外機を追加する場合、汚れがひどい場合——どんなときに料金が変わるのかが事前に分かるかどうかは、大切なポイントです。
養生と後片付け。エアコンの真下には家具やベッドがあることも。どのように養生してくれるのかは、意外と当日の満足度を左右します。
万一のときの対応。作業中のトラブルや、作業後に不具合が出たときの窓口があるかどうか。
ダスキンでは、事前にご自宅のエアコンの状況をうかがったうえでご案内しています。判断材料として、まずはタイプ別の料金ページをご確認いただき、そのうえでご不明な点があればお気軽にお問い合わせください。
よくある質問
エアコンクリーニングは毎年やらないとダメですか?
「毎年でなければいけない」ということはありません。年1回が一般的な目安ですが、使用頻度が低いお部屋であれば2〜3年に1回程度で様子を見ながら判断される方もいらっしゃいます。逆に、キッチン近くの設置やペットのいるご家庭、一年中お使いの場合は、短めのサイクルをご検討いただくとよいでしょう。
クリーニングにはどのくらい時間がかかりますか?
エアコンのタイプや汚れの状態によって変わりますが、一般的な壁掛けタイプで1台あたり1〜2時間程度が目安です。お掃除機能付きのタイプは分解に手間がかかるため、より長くかかる傾向があります。事前にご案内いたしますので、ご都合にあわせてご相談ください。
料金はいくらくらいかかりますか?
エアコンの種類(壁掛け/お掃除機能付き/天井埋込など)、台数、オプションの有無によって変わります。最新の金額はエアコンクリーニングの料金ページにタイプ別で掲載しておりますので、そちらをご確認ください。ご不明な点はお電話でもお答えいたします。
お掃除機能付きエアコンなら、クリーニングは不要ですか?
お掃除機能はフィルターのホコリを自動で取り除くもので、内部の熱交換器や送風ファンまで洗浄する機能ではありません。そのため、内部の汚れは通常のエアコンと同じようにたまっていきます。「お掃除機能付きだから安心」と思っていたら実は汚れていた、というケースもございますので、定期的なクリーニングをご検討ください。
作業の日は、どんな準備をしておけばいいですか?
エアコン周辺と真下のスペースを空けておいていただけると、作業がスムーズです。家具や家電の移動が難しい場合は、こちらで養生いたしますのでご相談ください。作業中は水や洗剤を使用しますので、貴重品や電子機器はあらかじめ別のお部屋へ移していただけると安心です。
予約はどのくらい前にすればいいですか?
6〜8月の冷房シーズンと12〜1月の暖房シーズンはご依頼が集中し、ご希望の日程が取りにくくなることがあります。春(4〜5月)や秋(9〜10月)は比較的ご予約に余裕がありますので、この時期を狙っていただくのがおすすめです。
お問い合わせ・ご相談
おうちの汚れやお掃除のお悩みは、お気軽にご相談ください。お電話の際は、「ブログを見た」とお伝えいただくとご案内がスムーズです。
お電話:045-584-0110(受付時間:平日9:00〜18:00)
メールでのご相談は、お問い合わせフォームから24時間受け付けております。お気軽にお問い合わせください。
下記のフォームからも、そのままご相談いただけます。
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